1994年三田会協賛講座への協賛のお願い

私達1994年三田会は、2019年に卒業25周年を迎えるにあたり、奨学生を対象とする募金活動だけでなく、現代社会の実態と課題を深く学ぶ「半学半教」の場としての「慶應義塾 三田オープンカレッジ」に1994年三田会協賛講座」を開設します。

慶應義塾 三田オープンカレッジは、慶應義塾大学に2019年から設置される生涯学習講座で、三田校舎において、毎週土曜日に開校されます。

 

 

1994年三田会が2019年春学期(5月から7 月、5限開催)開設を予定している協賛講座は「社会の課題を解決する“持続可能な開発目標(SDGs)”を考える」をテーマに、各界の第一人者に加え、1994年三田会のメンバーも登壇し、実社会の最新実務や情報を提供します。

国内では少子高齢化社会を迎え、グローバルでの経済活動や技術進化が進み、こ れまでにない社会的課題が増えています。企業や政府を含めた産官学が、これらの 課題を中⻑期的に取り組んでいく必要性が高まっているなか、慶應義塾が「社中協力」「自我作古」の精神で、生涯学習として学ぶ場を設けることは、大きな資産にな る可能性があります。

また、米国等の有力大学が卒業生等から受けている教育研究の協賛金規模に対し、日本国内の高等教育機関として協賛金収入トップの慶應義塾においても、まだ 相当の開きがあります。卒業25周年事業において、卒業生及び関係企業等からの協賛が拡大することになれば、慶應義塾の教育研究の維持発展に向けた教育基盤がより豊かなものになる可能性があります。

1994年三田会の協賛講座の取り組みが、次年度及び卒業生における慶應義塾への 教育研究資金の協賛進のきっかけともなるよう、本講座の開催にむけたご協賛にご賛同頂き、ご協力頂けますよう、どうぞよろしくお願い致します。

 

*慶應義塾の理念

「半学半教」教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を 教える義塾の精神 「社中協力」在学生、卒業生、教員を含めた塾関係者が協力して物事にあたる義塾の伝統 「自我作古」前人未踏の新しい分野に挑戦し、困難に耐えて開拓に当たる勇気と使命感を表し た義塾の信条

 

講座概要

講座概要

 『社会の課題を解決する“持続可能な開発目標(SDGs)”を考える』

SDGs(Sustainable Development Goals)は国連で策定された持続可能な開発目標で、経済成長、社会的包摂、環境保護という3要素を調和させるためにステークホルダーが連携して取り組むことを推奨しています。本講座では、各界の第一人者に加え、1994年三田会のメンバーも登壇し、実社会の最新実務あるいは現状を紹介しながら、日本や世界における経済成長、社会的包摂、環境保護に関する課題解決への道筋を考える機会を提供します。
本講座は、1994年三田会による協賛講座です。オムニバス形式により、毎回異なる講師が講義をします。

 

開校期間

2019年(上期)授業:5月~7月の土曜、5限目(16:30-18:00) 

日 時 内 容
5月11日(土) 講師:末吉 竹二郎 国連環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問)
主題:世界の持続可能性に関する課題
説明:温暖化や貧困等の社会的課題に関する国際連携と金融・経済の役割・動向を学びます
5月18日(土) 講師:蟹江 憲史 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
主題:SDGsとはなにか?
説明:2030年達成に向けた国際目標のSDGsの特徴と経済成長・行政の活用法を検討します
5月25日(土) 講師:伊達 仁人 (慶應義塾大学 特任准教授、順天堂大学 医学部非常勤講師)
主題:次世代医療とSDGs
説明:閉鎖的医療空間へのチャレンジとなる次世代医療について、SDGsの観点から理解を深めます
6月01日(土) 講師:小林 正忠 (楽天株式会社 チーフピープルオフィサー)
主題:買い物が未来を変える!
説明:事業会社におけるSDGsへの向き合い方を「サステナブルな消費」をテーマに考察します
6月15日(土) 講師:山田 篤裕 (慶應義塾大学経済学部教授)
主題:現代日本の格差と貧困
説明:国際比較の観点でその実態を明らかにし、「経済成長」と「社会的包摂」の関係を考えます
6月22日(土) 講師:久保 文明 (東京大学法学部教授)
主題:トランプ政権下のアメリカ第一主義
説明:現政権の米国第一主義を、国際秩序、経済成長、及び環境政策の側面から考察します
6月29日(土) 講師:棚橋 俊介 (パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社 代表取締役)
主題:責任投資原則(PRI)を考える
説明:機関投資家の投資先選考基準として採用が進むPRIの概要と適合に向けた活動を学習します
7月06日(土) 講師:光成 美紀 (株式会社FINEV代表取締役)
主題:世界の環境規制
説明:プラスチック規制の動向を中心に、その背景と企業や代替製品の取り組みを概説します

青字は1994年三田会メンバーです。

 

募金目標

募金目標額:350万円

  • 個人 1口 5万円
  • 法人 1口 10万円

※全額、慶應義塾大学に対する寄付金となるため、公益増進法人向け寄付となり、税額控除が適用されます。

 

募集期間

【多大なご賛同をありがとうございました。募金の受付を終了させて頂きました。】
2019年4月30日(火)まで

 

 振込口座

銀行: みずほ銀行
支店: 東京中央支店
口座: 普)2902633
名義: 1994年三田会協賛講座口(1994ミタカイキョウサンコウザグチ)

 

その他

ご寄付頂いた企業の皆様の企業名が、三田評論、1994年三田会Web及びグッズ等に記載されます。ご寄付頂く際に、企業名の記載の可否について確認させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(連絡先等)1994年三田会 募金部会: scholarship@1994mitakai.jp